献血について
2020.02.06スタッフの日常
1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言いますが、あっという間に1月が過ぎました。
インフルエンザも流行していますが、国内での新型肺炎の感染も確認され、今後の状況が非常に気になるところです。
さて、所属団体の関係で献血活動のお手伝いや、自分自身が献血をすることがあります。
献血者の健康を守り、また輸血を受けられる方の安全性を高めるために、献血方法によってさまざまな基準が設けられています。
一般的な400mL献血では、年齢、体重、最高血圧等の基準があり、1年に献血できる回数も男性は3回、女性は2回まで(男性は12週間、女性は16週の間隔を空ける)となっています。
先日、8ヶ月ぶりに献血しようと受付を終え待っていると
『ブタ、イノシシ、シカの肉や内臓(レバーなど)を、生または生焼けで6か月以内に場合には、献血はご遠慮ください。』
の張り紙が。
1ヶ月前にたまたまシカの生肉を食べたため、今回の献血は残念ながらキャンセルさせていただきました。
後で調べたところ、生の鹿肉を食べた人が献血した血液を輸血した80代の女性が、E型肝炎ウイルスに感染して亡くなったそうで、輸血用血液製剤の安全性を確保するための当面の措置として、献血会場において、HEVの感染源と受血者への感染リスクを周知するとともに、HEVに感染するリスクのあるブタ、イノシシ、シカの肉や内臓を生又は生焼けで食した方については、摂取した時点から6ヶ月間は献血をご遠慮いただくこととなっているようです。
少子高齢化の影響もあり、献血者数は年々減少傾向にあるようですし、少しでも役に立てるよう、自分の健康面にも留意をしながら今後も献血に協力していきたいと思います。
本店/両田