昨年買って読めてなかった文庫本、正月休みに2冊読みました。

「教場Ｘ 刑事指導官・風間公親」と「看守の流儀」です。

どちらも、集中力がなくなり一気読みできなくなった私にぴったりの短編連作で、警察官(刑事指導官)と刑務官(警備指導官)の話となんとなく似ていて、読んで絶対に損することはないおすすめのミステリーです。

「教場Ｘ 刑事指導官・風間公親」は、2020年、2021年の新春スペシャルドラマとして、木村拓哉が隻眼白髪の鬼教官を演じて、かなり話題となった原作「教場」「教場２」のシリーズ5作目です。

問題のある警察学校の生徒を退校に追い込み、謎解きも人間ドラマもあるミステリーが、今年4月からのフジテレビ系の「月９」で「風間公親 教場0」として鬼指導官として帰ってくるとのことです。

隻眼になる前、教官になる前の物語で、ドラマも小説もシリーズとしては3作目になります。今回の原作の小説も面白かったので、ドラマにも期待して間違いなしです。

もう一つ「看守の流儀」は、私にとっては教場シリーズよりも面白く、かなり泣ける感動モノでした。

短編それぞれ面白いのですが、ラストでこれまでの伏線が一気に回収され、次もあるだろう謎も残しです。

初めての作家さんですが、次回作など必ず読むつもりの推しの作家になりました。

炬燵に入っての読書、寒い時期には最高ですがすぐ眠くなってうたた寝、でもそれが気持ちよくです。

おすすめの2冊是非。

高知支店　蒲原