AICSって何?
2019.11.11スタッフの日常
先日、「小さく見つけてやさしく治す」という方針を掲げて、がん検診、放射線治療に積極的に取り組んでおられる病院の見学をさせていただく機会がありました。
ここで実施されていたのが、AICS(アミノインデックスがんリスクスクリーニング)という検査です。
《AICSとは》
血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康に人とがんである人のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析することで、現在がんである可能性を評価する制度です。 |
がんであるか否かを判断するものではないですが、採血のみで検査可能です。
ランクAからランクCで報告がされ、ランクCの場合のがん罹患率は8~10%と言われています。
また、ニュースで見た検査で、一滴の尿から全身のがんリスクを判定するといったものも出てきています。
これは、線虫を使った検査で、嗅覚に優れた線虫が、がんの匂いに引き寄せられることを利用した検査という事でした。
上記のような検査はまだ一般的ではないですが、今後増加してくるのではないでしょうか?
いずれにしても、どんな名医や優れた医療機器でも進行したがんの治療よりも、早期発見が最も大切です。
徳島県民のがん検診受診率は、平成28年度調査では下記の通り決して高くありません。
つい最近徳島新聞に、2017年の徳島での死亡者の原因割合と、がんの部位別の割合が載っていました。
いろんな事情はあろうかと思いますが、保障の備えとともに是非検診もお忘れなく!!
徳島支店 山田