~ はじめてのお泊り ~
2015.01.06スタッフの日常
今回は、小学1年生になる私の息子ついてお話します。
年末、私たち夫婦は仕事ですが学童保育が休みなので、息子が一人ぼっちになってしまいます。
「どうしようか?」「祖父母に来てもらうようにしようか」と夫婦で話していると、その会話を聞いていた息子が
「じいちゃんのところへ泊りに行く!」
と言いだしました。
私たち夫婦は「一人で泊まれるの?」「帰りたいと言っても、じいちゃんの家は遠いので、すぐに迎えにいけないよ!」と言いましたが、息子は「大丈夫!一人で泊まれる!」と言うので、祖父母の家に1泊することになりました。
泊まる日の前日は準備に大わらわです。
妻は「ハンカチ、ちり紙バッグに入れた?帽子は準備している?一人で道路とか川に行ったらいかんで。」等々。
横でやりとりを見ていた私は、本当に一人で泊まれるのだろうかと疑心暗鬼でした。
早朝、祖父母が迎えに来てくれて、息子はうれしくてしょうがない様子。
元気よく「いってきます~!」の声。
一方私たち夫婦は不安な気持ちいっぱいで、夜迎えにいくことも覚悟していました。
その日の夜、妻の携帯電話に息子からの電話がありました。
やっぱり迎えに行かなければならないのか、と思いましたが、そのような様子もなく、妻があっさり電話を切ったので、私が「どうやった?」と聞くと
「帰りたいとか言わなかったよ。じいちゃんと一緒に凧揚げしたとか、ばあちゃんと池の鯉を見に行ったとか、ご飯も全部食べたとか」
という報告だったようです。
次の日、息子は元気よく「ただいま~!」の声で帰ってきました。
1日会わなかっただけですが、すごく成長したように感じました。
一歩一歩、成長して親離れしていっている子どもと、1日いないだけで寂しくて仕方ない私。
子離れをしないといけない時期になってきているとは思いますが、まだ当分は無理なようです。(笑)
高知支店 岡本