がん検診のすすめ
2015.12.14スタッフの日常
徳島支店山田です。
職場で毎年健康診断を受診しており、今年も受診が近づいてきました。
今回は、私が保険募集の仕事に携わって、特に「がん保険」のお話の時に気になって良く話させていただく内容ですが、徳島県では「がん検診」の受診率が全国平均に比べて低いのです。
県民の有職率などの条件の違いも要因かと思いますが、厚生労働省のデータを参考に紹介させていただきます。
保険では、金銭面で多少なりのお力になる事は出来ても、健康は戻らない場合もございますので、是非受診されていない方のご参考、また受診のきっかけになれば幸いです。
(徳島県)
胃がん 全国44位
大腸がん 全国45位
肺がん 全国41位
乳がん 全国35位
子宮頸がん 全国31位
また高価な検診では、1泊2日での検診を実施しているような施設もありますが、市町村でも下記のような制度がありますので是非ご参照ください。
詳しくは、厚生労働省や徳島県・市町村のホームページにも記載がございます。
【市町村の検診】
概要
がん検診については、会社等の検診でメタボ検診などと一緒に行われる場合、人間ドック等で行う場合の他、お住まいの市町村で行っています。
特に「胃がん」「子宮がん」「肺がん」「乳がん」「大腸がん」の5種類のがん検診については、がん検診の専門家やがん医療の専門家などから構成される「がん検診に関する検討会」において、きちんとした科学的データをもとに、「がん検診の効果」「対象者の範囲」「検査方法」等の検討が行われ、その結果を踏まえて実施されているものです。
内容
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 |
胃がん検診 | 問診及び胃部エックス線検査 | 40歳以上 | 年1回 |
子宮がん検診 | 問診、視診、子宮頸部の細胞診及び内診 | 20歳以上 | 2年に1回 |
肺がん検診 | 問診、胸部エックス線検査及び喀痰細胞診 | 40歳以上 | 年1回 |
乳がん検診 | 問診、視診、触診及び乳房エックス線検査
(マンモグラフィ) |
40歳以上 | 2年に1回 |
大腸がん検診 | 問診及び便潜血検査 | 40歳以上 | 年1回 |
※1 子宮がん検診 :有症状者は、まず医療機関の受診を勧奨。
ただし、本人が同意する場合には、
子宮頸部の細胞診に引き続き、子宮体部の細胞診を実施。
:平成15年度まで、対象者は30歳以上、受診間隔は年1回。
※2 乳がん検診 :平成15年度まで、対象者は50歳以上、受診間隔は年1回。
- がん検診については、健康増進法第19条の2に基づく健康増進事業として市町村が実施。
- 厚生労働省においては、「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」(平成20年3月31日厚生労働省健康局長通知)を定め、市町村による科学的根拠に基づくがん検診を推進。